大切なことは、聴く力と読む力を養うことです

2015年03月27日 22:13

中城村南上原で塾を開設して教え始めて、はや半年が過ぎようとしています。高校受験生、大学受験生を、何とか無事送り出し、新学期の授業も始めているわけですが、ここへきて、今強く感じていることがあります。それは、生徒一人一人の〝聴く力〟〝読む力〟に、大きな差があるということです。

じっくり聴き、読むことのできる子は、絶対に伸びます。けれども、じっくり聞かず、じっくり読まず、ひたすら問題を解くことにだけ一生懸命な子は、なかなか伸びません。労力の割に、本当に実りが少ないのです。ところが、本人たちは、なぜ自分が伸びないのか、その原因にまったく気づいていません。親御さんも、我が子がどうして伸びないのか、よくわかっていない場合が多いように思われるのです。

おそらくは、学校の授業でも、同じ問題があるのではないでしょうか。どんなにマンツーマンで、手取り足取り教えたとしても、一時的に伸びてもしょせんは付け焼き刃です。大学受験まではたどり着けません、

当塾では、本当にできる子を育てたいと思って指導しています。聴ける子、読める子を育てたいのです。すぐには結果が出ない場合もあるかもしれません。けれども、目標にたどり着くためには、急がば回れということもあるのです。焦って性急に結果を求めないことが大切な時期もあるのです。